暗号資産(仮想通貨)には億の資産を稼げる可能性があり、投資対象として人気があります。
そして、ここ最近は投資家の間で暗号資産に関連する分野としてNFTが注目されるようになりました。
幅広い事業を手掛けながら投資でも稼ぐ坂本よしたか氏もNFTの将来性に期待している一人です。
そこで今回は、NFTの将来性について解説していきます。
・暗号資産の現状とは?
・NFTの特徴やメリット・デメリットは?
・坂本よしたか氏もおすすめするNFTでの稼ぎ方とは?
これらについて解説していくので、暗号資産やNFTの将来が気になっている方、NFTを活用した稼ぎ方を知りたい方は、ぜひご覧ください。
暗号資産の現状はどうなっている?
暗号資産は投機性の高さから一時期大きな話題となりました。
現在はブームも落ち着いてきていることもあるため、将来性があるのか不安になっている人もいるはずです。
暗号資産の現状はどうなっているのか、参考として時価総額ランキングトップ2のビットコインとイーサリアムの直近の動向を確認してみましょう。
ビットコイン(BTC)の動向
2021年は世界的なインフレ予測と金融緩和の影響で法定通貨への不安が高まり、11月9日に史上最高値の777万円が付けられました。
しかし、2022年5月以降は急激に下落していきました。
きっかけはアメリカの消費者物価指数が発表され、世界的な景気後退の警戒心が強まったためです。
景気の警戒心からアメリカドルと値動きが連動するUSTが暴落し、それが暗号資産市場全体にも影響を与え、ビットコインの価格も下落することになりました。
また、アメリカや中国などの大国では暗号通貨の規制が行われています。
暗号通貨大国と言われた中国では、2021年にマイニングを全面的に禁止することが発表され、主要暗号通貨の価格が下落しました。
マイニング規制の影響は今もなお続いています。
暗号通貨は低調が続いていますが、 2023年に入ってからは米ドル高の抑制から暗号資産市場が全体的に続伸し、ビットコインの価格も上昇傾向にあります。
2023年4月時点で1BTCあたりの価格は、約28,000ドル(日本円で約377万円)です。
また、ビットコインの今後の動向はさまざまな暗号資産メディアや有識者によって予想されています。
例えば、AIを活用して暗号資産市場の分析・予測をおこなう「Coin Price Forecast」によれば、2031年末に5万ドルに到達すると予想されています。
他にも価格予想サイトの「Digitalcoin」では2025年末には9万ドル、2028年頃には10万ドルを超える可能性があると予想しています。
多くの予想サイトで上昇と予想されているので、将来性に期待できると言えるでしょう。
価格が上昇する要因としては、2024年の半減期が挙げられます。
半減期とは、マイニングの報酬が半分になる時期のことです。
ビットコインの場合は約4年に1度のペースで訪れます。
ビットコインの供給量を抑えることにより、急激な価値低下を防ぐために半減期が存在します。
半減期の前後は通貨の希少性が高まる傾向にあるので、価格上昇に期待できるでしょう。
イーサリアム(ETH)の動向
イーサリアムは積極的にアップデートされており、契約や取引を自動化するスマートコントラクトへの期待の高まりから、長年価格は上昇トレンドが続いています。
新型コロナの感染拡大の影響で2021年は他の銘柄同様にマイナスの影響が出てしまいます。
しかし、DeFiやNFTの注目により市場に活気が戻り、2021年11月には過去最高値となる4,000ドル台を記録しました。
2022年はビットコインと同じくアメリカの金融政策やテラショックの影響で下落傾向となります。
年初は3,000ドルを超えていましたが、6月中旬は一時1,000ドルを割りました。
その後は2,000ドル台に回復する兆しが見えましたが、11月に暗号資産取引所のFTXが破綻したことで12月中旬時点は1,000ドル前後で推移していました。
2023年4月時点で、1ETHあたり1800ドル(日本円で約24万円)となっており、少しずつ上昇傾向にあります。
イーサリアムは2024年末に2,000ドル台、2030年末は2,700ドル台に到達すると予想されており、ゆるやかな上昇に期待できるでしょう。
DeFiやNFTはイーサリアムにプラットフォーム上での形成が中心となっていることから、市場の拡大により価格上昇の恩恵を受けられる可能性が高いです。
過去に暗号資産市場全体を揺るがす事件があり、その影響が続いてビットコインやイーサリアムの価格が下落傾向にありました。
しかし、2023年に入ってからは景気も少しずつ回復しており、ゆるやかに暗号資産の価格も上昇傾向にあります。
今後のアップデートや通貨の普及、関連市場の拡大などの影響で、さらなる価格上昇に期待できると言えるでしょう。
銘柄ごとの最新情報や価格変動に影響を与えるニュースなどをしっかり集め、価格上昇に期待できる通貨に投資することが大切です。
坂本よしたか氏も注目!将来性に期待が集まるNFTとは
暗号資産の将来性に期待できる要素にNFTが挙げられます。
坂本よしたか氏もNFTには強い期待を持っていますが、どうして注目されているのでしょうか。
ここからは、NFTが注目される理由や暗号資産との関係性について解説します。
NFTの意味と注目される理由
NFTは「Non-Fungible Token(非代替トークン)」の略称です。
改ざんや捏造の難しいブロックチェーン技術を用いて、デジタルデータに固有の価値が付けられた資産を指します。
デジタルデータにシリアルナンバーが割り当てられた状態を言えばイメージしやすいでしょう。
デジタルデータは簡単に複製や改ざんできてしまう特性があり、また所有者を明確にするのも困難でした。
しかし、シリアルナンバーを割り当てることで、本物のデータを持つ唯一の所有者であると証明することが可能です。
NFTによって改ざんや捏造、複製を防ぎ、所有者をはっきりさせられることから、デジタルデータも資産として価値が付けられるようになりました。
唯一性を保てなかったデジタルデータに資産的価値が付けられることから、NFTの需要は高まっているのです。
すでにデジタルアートやゲームなどで広くNFTが活用されています。
デジタルアート分野では、NFT化した作品が数千万円から数憶万円の高値で取引されている事例もあります。
坂本よしたか氏がNFTをおすすめする理由
坂本よしたか氏は、株式会社ライトニングプロデュースや株式会社ライトニングプレミアムの代表取締役を務める人物です。
物販ビジネスをはじめ、経営コンサルタントやアフィリエイトなどさまざまな事業を手掛けています。
投資家でもあり、特に暗号通貨に詳しく、億の資産を築いた実績もあります。
そんな坂本よしたか氏がNFTをおすすめする理由は、市場が爆発的に伸びているからです。
2018年から2020年にかけて市場規模は8倍以上に伸び、この先もトレンドが続くと予想しています。
世界中でNFTブームがきており、それに乗ることで初心者も大金を得る可能性があります。
暗号資産との関係性
NFTの取引では一般的に暗号資産が用いられているので、双方の関係性はとても深いです。
取引の決済で暗号資産が必要となれば、必然的に通貨が買われることになります。
NFT取引のために暗号資産の需要が高まれば、それは相場にも影響を与えることになります。
そのため、NFTの市場が拡大すれば、それに伴って関連の暗号資産の価格も上昇する可能性が高いです。
NFTのメリット・デメリットとは?
新たな資産として注目されるNFTですが、メリットとデメリットの両方があることを理解しておく必要があります。
【NFTのメリット】
NFTのメリットは以下の3つです。
デジタルデータの信用性を保ちながら保有できる
NFTの最大のメリットは、やはりデジタルデータを信用できる資産として保有できることです。
オリジナルの作品を持っていることを証明できるので、価値の上昇に期待できます。
特に著作者の場合、NFT作品を売却した場合でも所有者が売買をおこなった時に、自動的に購入代金の一部を手数料として受け取ることが可能です。
手数料の割合や作品の流通量は著作者の意思で制限できるので、クリエイターやアーティストにとっては魅力的なメリットになります。
誰でもNFTの作成は可能
NFTは簡単に作れるため、自分のデジタル作品をマーケットプライスに出品して販売できます。
参入のハードルが低いこともメリットです。
過去に小学生が夏休みの自由研究で書いたイラストが約380万円で売却された事例もあるので、素人でも自分の作品に価値が付けられる可能性があります。
物理的に損傷や紛失するリスクがない
デジタルデータであれば、物理的に損傷や紛失するリスクがない点もメリットです。
例えば、絵画の場合はしっかり保管しないと紛失する恐れがあります。
また、管理が悪いと絵が劣化し、そのせいで価値が下がる可能性もあるでしょう。
一方、デジタルデータは実物ではないため、物理的に壊れたり、なくしてしまったりするリスクがありません。
長期にわたって劣化しないデータを資産として保有し続けられます。
【NFTのデメリット】
NFTのデメリットには、以下3つが挙げられます。
購入されるかどうかは当事者同士の行動次第
NFT商品の価値は取引をおこなう当事者の行動で決まります。
取引と言っても契約書などの書面で交わすわけではないので、売り手はトラブルを防ぐためには買い手の購入意欲を満たせる価格を設定しなければなりません。
ただし、NFTには明確な相場がないため、買い手も適正価格なのかわからず、購入するかどうか迷ってしまうケースも少なくありません。
そのため、実際に購入されるかどうかは買い手の判断基準や見極める力によります。
取引の手数料が高騰しやすい
NFTの取引をする際、ブロックチェーンの利用するための手数料(ガス代)が発生します。
この手数料はブロックチェーンの種類によって金額が異なり、さらに出品者が自由に設定できる特徴があるため、高くなりやすい傾向があるのです。
イーサリアムなど人気のある暗号資産はガス代が高くなりやすいので、取引の足枷になってしまう可能性があります。
ガス代が発生しないオフチェーンという仕組みを用いているプラットフォームの利用したり、ガス代の安い暗号資産を売買に使えるか確認したりすることでデメリットは軽減されるでしょう。
盗作や詐欺商品も出回っている
NFTは本物を証明できる特徴がありますが、誰でも作成できるゆえに盗作や詐欺商品も出回り始めています。
元のデータが偽物であった場合、それをNFT化すれば本物と主張して販売することが可能です。
しかし、元がオリジナルの作品ではないため、購入や販売をすると大きなトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
NFTを買う際は、安全性の高いマーケットプライスを利用したり、クリエイターの公式サイト・SNSから確認したりすることが大切です。
また、権利を侵害することを避けるために、利益を追求して盗作・詐欺商品をNFTで売る行為も禁止です。
坂本よしたか氏もおすすめするNFT転売
NFTは注意しなければならない点もありますが、坂本よしたか氏も新しい稼ぎ方としてNFT転売をおすすめしています。
NTF転売とは何か、また利益を出すポイントをご紹介します。
【NTF転売とは】
NTF転売は、マーケットプライスで購入した商品を二次販売する方法です。
現実世界の転売ビジネスとイメージは同じです。
NTF商品が安いうちに購入し、値上がりしたタイミングで売ることで差益を得ることができます。
NTFの場合、二次販売をしても利益の一部が自動的に著作者に元に渡る仕組みがあるので、クリエイターにとってもメリットがあります。
そのため、現実世界の転売ビジネスと比べて合法性があることも魅力的でしょう。
【NTF転売で利益を出すポイント】
NTF転売で利益を出すために押さえておきたいポイントは以下のとおりです。
希少性がはっきりしている商品を買う
NTF転売で稼ぐためには、「安く買って、高く売る」の考えを持つことが大切です。
今後価値が高まる可能性のある商品を安いうちに買い、実際に価格が上がったら売って大きな利益に変えるやり方もあります。
しかし、予想よりも価値が出ず、売るタイミングが掴めない場合もあるでしょう。
特に初心者のうちは価値が出るかどうかの判断するのは困難なため、希少性があることが始めから明確になっているものを転売商品にすることをおすすめします。
人気がある、急成長している作者の商品を取り扱う
NTF転売で安定した利益を出したいのであれば、すでに人気のあるクリエイターや急成長しているクリエイターの商品を取り扱うのがおすすめです。
すでに人気があったり、注目されていたりすれば一定のファンがいるので、高確率で作品が売れます。
また、多少価格が高くても欲しいと名乗りを上げる買い手も多いので、高値で売りやすいこともメリットです。
限定販売されている商品を取り扱う
NTFとして限定販売している商品を取り扱うのもよいでしょう。
限定商品はなかなかお目にかかれない上に、一次販売の時点でかなり高い価格が付けられている点がデメリットです。
しかし、限定という希少価値が付いているので、二次販売でも高値で売ることができます。
うまくいけば大きく稼げるので、限定NTF商品の情報はこまめにリサーチしましょう。
【坂本よしたか氏の「NFT攻略LINE」もおすすめ】
坂本よしたか氏は、「NFT攻略LINE」というアカウントを開設しています。
NFT攻略LINEでは、NTF転売で利益を出したい人に向けて有益な情報が提供されています。
アカウントをお友達登録すれば、「NTF転売で教科書」というテキストもプレゼントされるので、NTF転売をやってみたい人はぜひ登録してみましょう。
まとめ
暗号資産は、バブル期と比べて相場は落ち着いています。
しかし、以前と比べて新たなサービスが登場し、通貨によっては実用性も高まっているので価格の上昇に期待できる銘柄もあります。
そのため、暗号資産に投資するのも資産を増やす方法としてはよい手段と言えるでしょう。
また、近年はNFTが注目されており、市場も急激に成長を続けています。
坂本よしたか氏もNFT転売は稼げると注目しているので、NFTの市場が拡大すればするほど、関連する暗号資産の需要や価格は高まっていくでしょう。
重要ポイントのまとめ
・暗号資産は金利政策などの影響で価格が下落傾向にあったが、少しずつ上昇傾向にあり、将来性は十分にある
・NFTはデジタルデータの所有者を明確にでき、本物として資産的価値が付けられることから注目されている
・NFT市場は拡大傾向にあり、それに伴って関連の暗号資産の価格上昇にも期待できる
・NFT商品は高く売れやすいので、坂本よしたか氏も「NTF転売」をおすすめしている