副業にはさまざまな仕事がありますが、その中でも初心者におすすめなのが「せどり」です。
せどりは、一般的に需要があって売れそうな商品を安く仕入れ、売った時の差額が利益になります。
しかし、このせどりを始めるためには商品を仕入れるための自己資金が必要です。
「元手となる資金がないから…」と諦めてしまう人は多いかもしれませんが、実は実業家として活躍する坂本よしたか氏が推奨する方法なら、元手0円からでも副業せどりをスタートできます。

今回は、

・元手0円で商品を仕入れる方法
・0円で仕入れるせどりをおこなう際の注意点
・0円仕入れを推奨する坂本よしたか氏について

について、詳しくご紹介します。
自己資金はないが副業を始めてみたい、0円仕入れを推奨している坂本よしたか氏はどんな人物なのか知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

元手0円で商品を仕入れる方法

起業でも副業でも、お金を稼ぐためにはお金が必要になることも多いです。
そのため、元手となる資金がなければ十分にお金を稼ぐことは難しいと言えます。
しかし、後に解説するせどりビジネスで地位を確立し、現在は経営者・実業家として活躍する坂本よしたか氏は「元手0円でも稼げる方法はある」と語っているのです。

せどりを元手0円から始めるには、まず自分にとって価値がなくても誰かにとっては価値があるものを見つけて売ってみることが大切です。
一般的には価値がなく、仕入れにかかる値段も落ちているものを拾っているだけなので元手0円から始められます。
しかし、そんな商品でも誰かにとっては価値があるものかもしれません。
具体的にどのような商品が0円で仕入れられるのか、詳しく解説していきます。

書籍

家に雑誌や文庫本などの書籍があるなら、まずはそれを売るところから始めてみましょう。
大切な本だけを残しておき、もう読まなくなった雑誌などを中心に売っていきます。
雑誌の状態自体は悪くても、芸能人やアニメなど趣味にしている人が多そうなページを切り抜いてまとめて販売すれば、状態もそこまで気になりません。
特にジャニーズ系は高く売れる傾向にあるので、ジャニーズが掲載されている雑誌がないかチェックしてみましょう。

新聞紙

新聞紙は書籍に比べて高値で売れるわけではないものの、「どんな人が人気なのか」といったリサーチをする必要がなく、手軽に売れるものの1つです。
amazonやメルカリでも大量にまとめた新聞紙を販売するケースが多く、ペット用のトイレなどに活用されます。
昔に比べて新聞紙を取っている家庭が減ってきているため、その分新聞紙に対する需要も高いと言えるでしょう。

無料のクーポン雑誌

駅などに置かれている無料のクーポン雑誌も、元手0円で仕入れられるアイテムです。
「どの街にも置かれているものだから需要はないのでは?」と思われるかもしれませんが、地域ごとに記事の内容や表紙を飾る芸能人が異なっており、その地域には住んでいないファンが購入するケースも多いです。
無料のクーポン雑誌を売っていくと、今は特に誰が人気なのかがわかってくるので、トレンドを調査する上でも活用できます。

流木

アクアリウムがブームになっている中、流木の需要も高くなっています。
流木は川に行けば見つかることも多いですし、似ているものはあっても同じものはないので言い値を付けられるのが魅力です。
流木を売る際はそのまま拾ってきたものを販売するのではなく、一度綺麗に洗い天日干しでしっかりと乾かしてから梱包しましょう。

近年は育てる人も増えている苔は、盆栽用・テラリウム用として人気を集めています。
苔にもさまざまな種類があり、外を歩いているだけで見つかるのはゼニゴケやコスギゴケ、ホソウリゴケ、スナゴケ、ネジクチコケなどがあります。
人気があるのはホソバオキナゴケやヒノキゴケなどですが、これらは山地に自生しているため、まずは庭でも見つかるような苔から売りに出してみましょう。

松ぼっくり

松ぼっくりは公園などで手軽に拾えつつ、しかも高い需要を誇る商品です。
どんなところに使われるかというと、DIYでリースを作ったり、リースの飾り用として用いられたりしています。
そのため、秋・冬に松ぼっくりを仕入れたらすぐに出品するのがポイントです。
まとめて出品した方が売れる傾向にあるので、100個または数十個単位で出品してみてください。

銀テープ

銀テープとは、ライブ・コンサートで演出として用いられるキラキラな特効テープを指します。
銀テープはそのライブのロゴや出演者からのコメントなどが書かれているものが多く、ファンにとってはライブの記念にもなるアイテムです。
一般的にライブ会場に行かなければ銀テープも手に入りませんが、場合によってはSNSを通して無料で配布している方もいます。

ダムカード

ダムカードとは、主に国土交通省・独立行政法人水資源機構が管理しているダムを訪問するともらえるカードです。
トレーディングカードのようなサイズ・形状で、ダムの写真と裏面にはダムのデータが記載されています。
ダムを訪問するだけでもらえるカードなので、仕入れるための元手は必要ありません。
なお、建設中の時に作られるダムカードは完成してしまうと二度と手に入らなくなるため、高値で売却できます。

来場者特典

映画館などに足を運んだ時、来場者特典をもらったことはありませんか?
この来場者特典は実際に映画館へ行ってチケットを買わないともらえないものです。
そのため、高値で売れやすい傾向にあります。
ファンが多い作品となると、来場者特典のコンプリートを目指す人もいるほどなので、もし映画を観に行った際に来場者特典をもらったら、メルカリなどで売ってみましょう。

フライヤー

映画やミュージカル、舞台などを観に行った際に無料で配布されているものです。
チケットを買わなくても手に入ることから、元手0円でお金を稼ぎたい時にもおすすめです。
ただし、人気のない作品はいつまで経っても売れない可能性があるため、なるべくファンが多そうな作品・出演者のフライヤーを選ぶとよいでしょう。

等身大パネル

CDショップやコンビニなどで見かける等身大パネルは、基本的にショップの関係者でなけえば手に入らないと思われていることから、高値が付きやすい商品です。
しかし、店舗の担当者に話しておけばもらえるケースもあるため、もし等身大パネルを見つけたら店舗の担当者にもらうことはできないか相談してみましょう。
なお、もしもその店舗でもらえなかった場合でも、別の店舗ならOKが出る可能性もあります。

クーポン券

お店でクーポン券をもらった場合、使わないからといってそのまま捨ててしまうのはもったいないです。
メルカリではクーポン券の取引量もそれなりに多く、需要があることがうかがえます。
ただし、クーポン券は基本的に使用期限が設定されていたり、使用できる店舗が限られたりしているなど、売れない可能性もあるので注意してください。

カタログ

お店などに置かれている無料のカタログも元手0円で仕入れられる商品です。
特に人気が高いのは、車のカタログになります。
カタログを求める人は車選びにカタログも読んでおきたいという人だけでなく、カタログをコレクションしている人もいます。
そういった方向けに、手に入れたらすぐ出品するのではなく、新型が販売されて店頭からカタログが切り替わったタイミングで出品すると売れやすくなります。

不用品を譲ってもらうのもおすすめ

自分にとって価値がなかったアイテムや無料で手に入るものを売ることで、元手0円でもせどりを始められることがわかりました。
さらに物を売っていくためには商品が必要です。
まだまだ元手資金が不足している状態で商品を集めていくためには、身近な人や知らない人から不用品を譲ってもらうのもおすすめと言えます。
例えば家族や友人に話を聞いて、いらないものがあれば譲ってもらうこともできます。
また、最近では近所の人から不用品を譲ってもらえるアプリなども登場しており、まだ使える家具・家電が無料または格安で手に入ることもあるでしょう。

0円で仕入れるせどりをおこなう際の注意点

0円で仕入れられる商品をご紹介してきましたが、実際にせどりをおこなう際には3つの注意点が存在します。
具体的にどのようなポイントに気を付けた方がよいのか、ご紹介しましょう。

設定価格が低くなりがち

0円で仕入れた商品は、場合によっては高額設定でも売れることがありますが、基本的には高値だと売れません。
購入者も0円で手に入るものとわかっているため、価格が高すぎてしまうと手を出さなくなります。
十分な利益を出すのは難しいものの、0円仕入れである程度資金を増やしつつ、せどりのやり方・ノウハウ・トレンドなどを掴み、次につなげることが大切です。

安定した収入は入りにくい

0円で仕入れられる商品には季節性・トレンドなどが大きく関わってくるものもあります。
例えば上記でご紹介した松ぼっくりは秋冬に利用する人が増えるので、その時期に販売すれば売れやすいものの、それ以外の時期に売ったとしてもなかなか売れません。
また、無料のクーポン雑誌なども表紙を飾っている人が誰かによって売り上げが違ってきます。
こうした理由から、0円仕入れによるせどりだと毎月安定した収入は得にくいので注意しましょう。

仕入れるのに手間がかかってしまう

商品を仕入れるには自分が現場に行き、商品を持って帰ってくる必要があります。
流木を見つけようと川に行き、よさそうなものがあったとしても今度はそれを持って帰らなければなりません。
また、そもそもすべての流木が売れるわけではないので、ある程度吟味する時間も必要です。
こうした労力をかけた割に安定した収入を得られないことから、挫折してしまう人もいます。
元手0円でも始められますが、あくまでも元手が集まるまでと期間を設定しておくと、モチベーションも維持しやすくなります。

売る際に配送料や梱包代がかかる

0円仕入れは仕入れ自体にお金はかからないものの、これから商品を売るとなるとお金がかかってくる場面があります。
それは、配送料と梱包代です。
着払いに設定することもできますが、基本的には出品者が配送料込みで出品した方が売れやすくなるでしょう。
また、商品のサイズが大きければその分配送料や梱包代などもかかってきます。
いくら元手0円と言ってもこれらのコストはかかってしまうことを忘れないようにしましょう。

0円仕入れを推奨する坂本よしたか氏について

元手0円でも始められる「0円仕入れ」は、リスクなしでやり方や販売ノウハウを学べる方法であり、せどりを含めさまざまなビジネスで成功を収めてきた坂本よしたか氏も推奨しています。
坂本よしたか氏は、元々本業が別でありましたが詐欺に遭ってしまい、お金がない状態で少しでも稼ごうと始めたのが、せどりです。
せどりをスタートさせた坂本よしたか氏は、2ヶ月で月商1,000万円、6ヶ月後には月商2,400万円もの売り上げを生み出したことでも知られています。
副業ではあるものの、ここで培った独自のノウハウや裏技を多くの人に伝えたり、独自のツールを開発したりしていました。
その後はせどりに留まらず、情報ビジネス業界からアフィリエイト事業、暗号資産業界にまで幅広く活躍しており、全国各地で大規模セミナーを開催しています。
現在は株式会社ライトニングプレミアムと株式会社ライトニングプロデュースの代表取締役を務めています。
また、物販コミュニティ・TBGC(トップバイヤーゴールデンクラブ)も運営し、初心者でも稼げるノウハウを教えています。
講師陣はかつてTBGCで学び、実際にせどりで成功を収めた人物ばかりです。
受講生一人ひとりに対して的確なアドバイスをしてくれることから、初心者でもやる気があれば成果を出せると話題を集めています。
せどりを始めてはみたいものの、なかなか一歩踏み出せないという方は、坂本よしたか氏が運営する物販コミュニティ・TBGCにぜひ参加してみましょう。

まとめ

今回は、坂本よしたか氏が推奨する資金なしでも稼げる方法や、元手0円でせどりを始める際の注意点、坂本よしたか氏の経歴についてご紹介しました。
資金なしでも稼げる方法として0円仕入れができる商品もご紹介しましたが、意外なものも売れることが把握できたでしょう。
自分にとって価値がなかったとしても、誰かにとっては大きな価値のあるものの可能性があります。
その可能性を簡単に捨ててしまうのではなく、まずは出品することで思わぬ利益につながるかもしれません。
まずは身近なところから、自分にとっては不要なものを探して売ってみましょう。

重要ポイントのまとめ

・自分にとっては価値がなくても、誰かにとっては価値のある商品もある
・自分が既に持っているもの、無料で手に入るものなら元手0円でも商品を仕入れられる
・0円仕入れは価格設定が低くなりがちだったり、安定した収入が得られなかったりするなど、デメリットもある
・それでもリスクなしで着実に利益を得つつ、やり方やノウハウも学べるので今後のせどりに活かせる