現在企業では新型コロナ禍における働き方改革が遂行されており、従来の働き方とは大きな違いが見られるようになりました。そんな中で実際に会社で働きながら、「このまま1つの会社に依存してはいけない」という気持ちを抱くようになった方も増えています。
では、副業を始めようと考えた際にどのような副業を始めるべきなのでしょうか?そこで今回は、
- 副業の普及率や副業に対する意識
- 将来副業をしていないとどうなるのか?
- 坂本よしたか氏が教えている副業
について、まとめてご紹介していきます。副業を始めてみたいがどんなものから取り入れていけばいいのか分からない、せっかく副業を始めるならしっかり稼げるようになりたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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副業の普及率と世の中での意識は?
これまで多くの企業が「副業禁止」にしていましたが、現在は徐々に副業を解禁するところも増えてきています。まずは副業の普及率や世の中での意識についてご紹介していきましょう。
・副業の普及率
まず、現在どれくらいの人が副業を始めているのでしょうか?
パーソナルキャリア株式会社が運営する「doda」で2021年に発表された「最新の副業実態調査(地域別)」によると、有効回答数15,000件中「副業をしている」と答えた人はわずか8.0%で、「検討している」と答えた人が17.8%、「していない」と答えた人が74.2%でした。
あくまで有効回答数の中だけではあるものの、副業をしている人は1割にも満たないためまだあまり普及していないことが分かります。
また、勤務している会社で副業は認められているのかというアンケート結果を見ると、全体で23.3%の会社は副業が認められていましたが、52.6%では禁止されており、24.1%は分からないということが分かっています。
このことから、これだけ世間では「副業」という言葉が目立つようになっていても実際に始めている人はまだ少ない状況にあると言えるでしょう。
・副業に対する世の中の考え方や意識していること
副業に対する世の中の考え方や意識は、新型コロナウイルスの感染が拡大する前と後で大きく異なります。株式会社Daiが2021年にコロナ禍の副業実態に関する調査結果を公表しています。
まず、副業を検討する際に重視した点について、コロナ禍前だと「スキマ時間でできる」ことを重視する方が17.0%と最も多かったものの、コロナ禍以降だと「自分の得意分野」が18.0%、「興味のある分野」が17.3%と自己投資・スキルアップに関する回答が増えていました。
当然、生活が厳しいことを理由に副業を始める方も多いですが、最近では稼げるよりもやりがいなどが重視される傾向にあるようです。また、副業のない世に関しても人との接触があるものから人との接触がない働き方や場所を問わず働ける副業を始める方が増えています。
ただし、副業を始めてみてデメリットに感じた部分では、コロナ禍前だと「デメリットはない」という回答が63.0%だったにも関わらず、コロナ禍以降は49.1%で約14%も減少しています。
逆に「心身の疲労」と答えた方は約5%、「プライベート時間が減った」と答えた方は約6%増えており、副業を始めたことで疲れや時間の制限にデメリットを感じるようになった方が増えていることが分かります。
このように、調査結果によって副業を始める人や始めたい人は増えており、やりがい・自分のやりたいことに重視する傾向になっているものの、デメリットを感じることが増えてしまっているのが現状です。
将来副業をしていないとどうなる…?
副業にはメリットだけでなくデメリットに感じる部分もあることから、副業をなかなか始められない人も多いでしょう。
では、将来副業をしていないことでどうなってしまうのでしょうか?副業の必要性と共に解説していきます。
・解雇されると金銭的・精神的余裕がなくなる
日本企業では昔から終身雇用制度を導入し、年功序列でどんどん給料が上がっていく仕組みとなっていました。
しかし、大手自動車メーカー・トヨタ自動車の社長が日本自動車工業会の会見で、「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい」と語っています。
つまり日本の終身雇用制度は現在ギリギリの状態であり、大手企業でも終身雇用制度は維持できなくなってきているのです。また、年功序列に関しても日本企業内部には約400万人もの社内失業者が存在するとされており、かなり厳しい現状が伺えます。
終身雇用制度と年功序列がなくなってしまえば、仕事で評価を受けていない人は解雇されてしまう可能性が非常に高いでしょう。もし現段階で副業を始めていれば、万が一本業を解雇されてしまっても副業があることでお金の余裕が生まれ、精神的にも安定できます。
副業を本業にしても良いですし、別の仕事を探す時もお金の余裕がそれなりにできるため、自分のスキルが活かされる仕事を選んだり、福利厚生などで良さそうな会社を見つけたりできるかもしれません。
一方、副業をしていなかった人が突然解雇された場合、貯金を切り崩しながら生活することになるため、お金の余裕が徐々になくなっていき焦りながら仕事を探すことになります。その結果、仕事選びが適当になってしまい自分に合っていない仕事をすることになるのです。
・年金だけでは暮らせなくなる可能性もある
現在日本には年金制度が設けられており、定年を迎えてからでもお金がもらえるようになっています。しかし、医療サービスの充実などの影響から2016年時点の平均寿命は男性で80.98歳、女性だと87.14歳になりました。
平均寿命が延びること自体は良いのですが、これほど寿命が延びると貯金も底をついてしまい、年金だけで暮らさなければいけなくなるかもしれません。
年金の受給額は人によって異なるものの、国民年金だけなら平均受給額は毎月約5万円で受け取れる金額は非常に少ないです。
現在は定年を延長したり、年金の支給開始年齢を70歳からにしたりすることも可能ですが、副業をしていなければ老後も常にお金の心配をしていなくてはならないでしょう。
もし副業を今のうちから始めていれば、稼げる額が増えるのでその分貯金も増えますし、何より副業によるスキルを活かして、老後に好きな仕事を自分に合った働き方で取り組めるようにもなれます。
・資産形成を行う上で不利になってしまう
副業を始めていないと資産形成上不利になる点も大きなデメリットです。資産形成を行うためには、当たり前ですが資産を作っていかなければなりません。
資産とは現金や預金だけでなく、株式や不動産なども含まれます。副業を始めていれば株式や不動産などの投資資金を増やすことができ、資産形成のスピードは大きく向上します。
しかし、副業をしていなければ本業だけの稼ぎとなってしまうため、資産運用はできても使える金額は限られてしまいます。特に現在は税率が徐々に引き上げられたり、逆にサラリーマンの給与所得控除の上限額が引き下げられたりすることもありました。
本業が会社勤務だけの場合、自営業や法人に比べて税制対策が取りづらい面も持っています。また、副業を始めた場合、税制面でもメリットを得られます。
例えば副業を初めて青色申告控除を活用すれば65万円の所得控除が受けられますし、稼ぎにも社会保険料はかかりません。
また、家事按分などで経費を計上できることもあります。副業は収入が増えても納める税金はそれほど増えないため、税制面でも有利になるのです。
・今後「副業が当たり前」の時代になる
上記でもご紹介したように、まだまだ副業を始めている方は少ないものの、多くの方が「本業だけではやっていけない」と感じて副業を始める時代はすぐそこまで来ていると言えます。
そして、将来的には「副業が当たり前」となった時代に突入することでしょう。もし副業が当たり前な時代にもう少しで突入するなら、私たちはどんなことをしておくべきなのでしょうか?
まずは自分のやりたいことや好きなこと、強みの部分などを見つけておきましょう。こうした好きなことや強みになっていることは副業につながる可能性が高く、今のうちから必要なスキルとして伸ばしておくこともできます。
「このジャンルなら世界一を目指せる」というところまでいかなくても、「人より少しだけ上手」「人より少しだけ知っている」でも副業にすることが可能です。
次にやるべきことは、とにかく始めてみることです。例えばスキルを使った副業を始めるにはスクールへ通うためのお金が必要だったり、投資を始めるにしてもそれなりの投資資金が必要だったりします。
しかし、現在は0円からでも始められる副業は多いです。例えば今家にある不用品をフリマアプリから売れば、お金を掛けずに利益を得られます。
こういったところから少しずつ始めることで自信につながり、本格的な副業への一歩を踏み出せるようになるのです。
坂本よしたか氏が教える副業は?
世間でも副業が大いに注目される中、起業歴15年でビジネスコミュニティの運営やコンサルタント事業、投資事業、物販事業など幅広く事業を展開している坂本よしたか氏の考え方も注目を集めています。
坂本よしたか氏は以前会社を立ち上げていましたが、契約詐欺に遭ってしまったことで大きな借金になってしまいました。しかし、副業として物販事業をスタートさせた結果、最短6ヶ月で月商2400万円を売り上げることに成功したのです。
現在は『Amazonで億万長者』をはじめとする『億万長者シリーズ』などの書籍を手掛けたり、株式会社ライトニングプレミアムの代表取締役などを務めたりしています。
また、初心者の方にも資産形成ができるよう独自のビジネスノウハウを伝えるためのクラブも作っており、受講生も数多くいます。そんな坂本よしたか氏が現在教えているのは、「他力」を使った副業です。
・他力とは?
他力というと、「他力本願」という言葉にも使われているように他人の力という意味があります。他力本願は元々良い印象の言葉ではありません。
しかし、坂本よしたか氏は副業で稼げるようになるためには、「他力」を活用した方が良いと教えているのです。
・他力を活用するメリット
副業で他力を活用すると、具体的にどのようなメリットが得られるのでしょうか?まず1つ目に自分の能力以上のパフォーマンスができるという点です。
例えば、好きな仕事をしている中にも「嫌だな」「苦手だ」と思うような仕事も出てきてしまうはずです。本来なら30分で終わらせられることも、嫌な仕事や苦手な仕事だと1時間、2時間と長時間かかってしまうでしょう。
しかし、自分にとって嫌な仕事・苦手な仕事であっても、他の人からすれば好きな仕事・得意な仕事かもしれません。こういった仕事は自分で片付けるよりも他の人がやった方が効率も良くなりますし、仕事の品質も高まります。
副業でもこの考え方は非常に重要で、例えばせどりだったら商品選びは得意でも梱包が苦手だった場合、他の人の力を得て梱包をお願いすれば効率的に商品を捌けるようになります。他力によって自分以上のパフォーマンスができるようになるのです。
2つ目に、副業が楽しく継続できる点が挙げられます。他力を活用することですべての仕事を一人で抱え込むこともなくなります。
そのため、精神的・身体的にも余裕が生まれやすく、副業が継続しやすくなります。副業を継続させるためには、楽しく仕事を行うことが大切です。
自分の苦手な仕事は他力を活用し、得意な仕事だけを行っていけば疲弊せず楽しく仕事が行えるのです。
・坂本よしたか氏がおすすめしている副業
坂本よしたか氏がおすすめしているのは、自己アフィリエイトと物販ビジネスです。自己アフィリエイトとは、自身で商品を購入し報酬を得る仕組みです。
キャッシュバック型と成功報酬型の2種類がありますが、成功報酬型だと無料会員登録やアプリをダウンロードするだけで、無料で報酬を得られる場合もあります。
商品を購入したらフリマアプリなどで転売することで、アフィリエイトによる報酬+転売による利益の両方が受け取れます。
また、自己アフィリエイトが難しいと考える方は、物販ビジネスがおすすめです。物販ビジネスでは元手0円の不用品を販売するだけで利益を得られます。
まとめ
今回は副業の普及率や副業を始めないと起こり得るリスク、そして坂本よしたか氏がおすすめする副業などをご紹介してきました。
現在はまだまだ副業を始めている人が少ないものの、注目している人は多くなっていますし、今後副業が当たり前の時代もやってくると予想できます。
将来当たり前になった時に副業を始めるよりも、今から始めておいた方がスキルも身に付きます。坂本よしたか氏がおすすめする副業なら、元手がほとんどかからずに始められるため、興味がある方はぜひ副業を試してみましょう。
重要ポイント・まとめ
・副業に興味がある方は多いものの、普及率は1割にも満たない
・副業をしていないことで様々なリスクが起こり得る
・「他力」を使った副業は1人だけで行う副業よりも稼ぎやすくなる
・坂本よしたか氏が元手0円からでも始められる副業としておすすめしているのは、自己アフィリエイトと物販ビジネス