Coincheckは、保有している仮想通貨に対して消費賃貸契約を結ぶサービスです。貸仮想通貨サービスとも呼ばれるCoincheckについて、特徴やメリットなどを紹介していきます。
国内の仮想通貨取引サービス
Coincheckは、日本国内で運営されている、仮想通貨サービスの取引所です。多数の仮想通貨を取り扱っている他、最近では電気料金などの公共料金支払いに仮想通貨を利用できるようにした点でも注目されています。Coincheckが目指すところは、仮想通貨をより簡単に、日常的に使用できるように普及すること。そのためにも、多数の仮想通貨を採用し、幅広い目的で仮想通貨を扱いやすいようにしているのです。初心者にも扱いやすいうえに、時価総額上位ランキングにランクインしているような、注目度の高い仮想通貨を採用しているのも特徴です。
利子が返ってくる預け入れサービス
Coincheckは、一定期間、仮想通貨を預けられるサービスも行っています。契約期間満了後には、預けたときの仮想通貨に加えて、一定の利率で計算した利用料を支払ってもらえます。物を預けるときには、利用料を自分が支払ってサービスを利用のが普通。Coincheckでは、仮想通貨を預けたことによって利子が発生し、そのぶんを仮想通貨で支払ってもらえるのです。いわば、銀行にお金を預けて利子を貯めるようなもの。貯金と違うのは、利率が高い点です。
最大利用料率は5%と高い割合
Coincheckで仮想通貨を預けるときには、最大利用料率、つまり年利が5%を上限に支払われます。預け入れる期間によって年利が異なり、14日間なら年利1%、30日間で年利2%、90日間で年利3%、365日間で年利が5%と設定されています。仮想通貨をCoincheckに預けることで利率がつくのは、銀行への貯金原理と一緒です。Coincheckではユーザーから預かった仮想通貨を運用します。これにより、分配できる利率が発生。つまり、Coincheckには仮想通貨を貸すといった発想になります。
様々な仮想通貨に対応予定
Coincheckでは、仮想通貨の代表格であるビットコインを取り扱っています。現在、数百もの仮想通貨が存在しています。それらの仮想通貨についても、順次対応予定をしているのが頼もしいところ。ビットコインに次ぐ時価総額ランキング上位の仮想通貨をCoincheckにて増やしていけるのは、楽しみです。イーサリアム、リップル、モネロ、ファクトム、オーガ等にも対応予定があり、これらの仮想通貨の保管場所としてもCoincheckは最適。預けた仮想通貨は、他の仮想通貨に交換することは不可能なことは、覚えておきたい点です。
貸仮想通貨サービスへの申し込み
Coincheckの貸仮想通貨サービスを利用するためには、まず申し込みをする必要があります。そのためには、Coincheckの口座が必要。もともと、別の目的でCoincheckの口座を持っている場合は、改めて口座開設をする必要はありませんが、口座を持っていない場合は、口座開設をした後に貸仮想通貨サービスへの申し込みが必要です。