日本人にとって親しみ深い存在の、モナーコイン。
2chから生まれた仮想通貨といったら、驚く人もいるかもしれません。
ここでは、モナーコインの特徴やメリットなどについて、紹介していきます。
日本初の仮想通貨
仮想通貨には国境がないため、全世界共通でやり取りや情報が飛び交います。
その意味では、どこの国で開発・リリースされようと、あまり関係ないともいえます。
ただし、やはり国産には弱いのが日本人。モナーコインは、日本初の仮想通貨として誕生したことから、国内でも大きな話題となりました。
リリースは、2013年末。モナーコインプロジェクトにより開発され、クライアントプログラムはオープンソースを用いています。
管理者は存在せず、モナーコインプロジェクトではコインの発行や運営も行っていません。
何より親しみ深いのは、日本のネットユーザーに広く親しまれている猫のアスキーアートキャラクターがモチーフとなっている点です。
仮想通貨初心者にも優しい存在
モナーコインの上限発行枚数は、1億枚ほど。といわれてもわけがわからないという仮想通貨初心者にとっても、取り組みやすいのがモナーコインの良いところ。
ブロックチェーンを利用しているモナーコインは、ブロック作成が90秒ごとに行われているため、取引スピードが速いのです。
仮想通貨の代表格であるビットコインやイーサリアムよりも処理速度が速いのは、初心者にとって扱いやすいもの。モナーコインの普及にも、一役買っています。
日本語での説明が充実
日本人の開発者がメンバーに加わっている仮想通貨もありますが、モナーコイン以外は、現状全てが海外発信の仮想通貨。
もちろん、世界中の誰もが取り扱い可能なのですが、問題点は外国語での説明のほうが充実しているという点です。
日本語は、国際的に難解な言語。親切なサイトを用意している仮想通貨もありますが、誤解を招くような翻訳サイトが横行している仮想通貨もあります。
その点、モナーコインは日本生まれ。しかも、2ch出身の開発者が起こした仮想通貨だけに、どんな人にもわかりやすい柔軟な言葉遣いでの説明が親切なのです。
通貨以外の物にも交換可能
モナーコインは、法定通貨など、他の通貨にも交換可能ですが、通貨以外の物にも交換できるのが特徴です。
例えば、SNSで、ネット上でのお礼に、ギフト券との交換になど、使い道は多数。
今後、さらにモナーコインが注目されれば、交換可能なアイテムも増えていく期待があります。
モナーコインの使い道
モナーコインは、銀行などから送金するときと違い、手数料や難しい手続き、時間を必要としないのがメリットです。
住所や名前はもちろん、メールアドレスすら送金相手に知られることはないため、匿名での使い道が可能。寄付などにも、向いている仮想通貨といえます。
動画や記事に対して、イイネをするときにモナーコインを使ったり、インターネット上でお世話になった人にお礼をしたいときなどに用いるのも気軽。
フレキシブルに活用できるモナーコインは、今後の発展に大いに期待できます。